
雪見燈籠は、生垣に囲まれた明るい書院前庭の一隅に立っている。
水戸光圀の寄進といわれる四角形の石灯籠で、 世に「勧修寺形」といい、雪見灯籠では、 代表的なものとされている。
灯籠は、高さ約1メートルと比較的背が低く、 竿は二脚とし、脚の股のところを空けているのが面白い。
特に笠の屋根をうすくして、大きく張り出し、(約2メートル) 火袋を覆っているのが特色です。 普通の雪見灯籠は、脚が大きいが、これは 脚を小さくし、代わりに中台以上を大きくしたの は、重苦しさを避け、茶庭向きにデザインされた ものであろう。
当社では伝統工芸士が、自ら作り出しています。